そーだメモ

オタクのブログです。

The QUEEN of PURPLE 1st Live “I'M THE QUEEN, AND YOU?"

The QUEEN of PURPLE(以下、QOP)のライブに参加してきた。

 

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セットリスト

01.I'm queen, Bitch?

02.Majesty

03.THUNDERBOLT

04.Fire and Rose

05.KID BLUE ~裸の王様~

06.Purple Raze

07.R.B.E.

08.Wake Up Heroine

09.Clash!!!

10.I AM

11.DAYS

(きゅいーんおぶぱーぷりゅ)

12.ひまわりのストーリー

(ムラサキ&ファーブ)

13.WORLD’S END

14.CHECK’MATE

15.PUNCH’D RANKER

16.TRIGGER

 

アルバムの曲順をベースに終盤にはカバー曲が続き、ラストはTRIGGERという構成。

ナタリーのインタビュー記事を読めば、曲順を大きく変えなかった理由は想像できる。

natalie.mu

TRIGGERとFire and Roseをどこに挟み込むのだろうかと思っていたが、

雷と火、デビューシングルの曲で〆る、と考えるとあの位置に入れたことはしっくりくる。

 

 

 

I'm queen, Bitch?

Majesty

THUNDERBOLT

Fire and Rose

この序盤の刺激的な曲の連続は一気にライブに引き込む力があった。

「私は女王よ、文句ある?」と開幕から煽られ、攻撃的・過激な歌詞の曲が続くことで感情が揺さぶられる。

『信じていたいのさこの胸の何かを 正しい答えは知らない でも本当は知ってるだろ? それを選ぶのはこの僕の手』

『聞かせてよ 雷鳴のような雄叫びを 確証のない頼りない ホンモノの君のMelody』

『幾度踏み潰された   心が出した答えは   きっと薔薇のような    胸の真ん中に今    そっと炎を灯した証をくれる』

心の奥底にガンガン音を声を響かせてくる。熱狂と興奮が体を駆け巡る。

空調の影響もあったが、このあたりでもう汗まみれ。

きれいなままではいられない。

 

 

KID BLUE ~裸の王様~

この曲は試聴動画が公開された時からとにかく好きなのだ。

『I know? You know? 聞き齧った体で
Bad Comments したり顔してる   誰も彼もBuzzりたいと祈って    中身は発砲スチロールでもいい』

『マシンガンだけ拾ったって   弾の数も知らずに撃ってりゃ   もう救いようがないね』

『その目立ってる    蜃気楼に建てたプライド    邪魔だから捨てちゃいな』

現代社会を皮肉った歌詞は痛快なことこの上ない。

 

 

Purple Raze

R.B.E.

Wake Up Heroine

ファーブ、ユメノ、マツリのソロ曲

ムラサキの歌声が好きでQoPを追っている身からすると、正直なところそこまでピンときていない。曲が嫌いということではない。歌詞はパーソナリティが上手く表現されてるし、Wake Up Heroineの「Come'on let me」から「Heroine, wake you up!!!!」のところを一緒に歌えたのは本当に気持ちよかった。

 

ただ、ムラサキ以外が歌うことに違和感が拭えない。ファーブが作った曲をムラサキが表現し、それをユメノとマツリが支える。

それがQoPというバンドではないのか。

ファーブはムラサキ以外の歌い手のために曲を作ったとでもいうのか。

 

 

Clash!!!

I AM

DAYS

下がっていたテンションはClash!!!によって一気にぶち上げられた。

”強気”と”弱気”が衝突している歌詞はQOPらしさに溢れており、ただ強気・挑戦的なだけでなく弱気・不安・挫折も隠さないことがQOPの最大の魅力でもあると思う。

 

I AMは自分という存在の肯定を歌った曲であると感じる。

『誰かになりたいと思うことは これまで何度も 何千回もあったんだけど』

『立ち尽くしたあの日も 落ちなかった涙も 全部糧にして』

『勝てなかった自分に 負けなかった自分に もう一回立ち上がって誓う 絶対誰でもない「僕」になるって』

個人的な話で恐縮だが、私は自己肯定感が低い。そんな自分に歌詞の内容はとにかく心に深く響く。

過去の自分も今の自分も受け入れて前に進むしかない。

 

次に披露されたDAYSでは、

『喜びも悲しみも 優しさも正しさも 手を伸ばし掴んでも 大空に消えていく』

『何気ない寂しさや 行き場のない孤独が 降り積もる雪のようでも』

『止まない雨も 眠れない夜も 幻じゃないから』

『It's your days』(それがあなたの人生だよ)と呼び掛けてくる。

 

『Your days』という歌詞の後、僕たちの「Wow Wow Wow・・・」に答えるように「Hello Hello Hello・・・・」とムラサキの声が届く。

ポケットの中の自分に届くように何度も何度も呼びかけられ、その声は大きくなる。

 

「私は、あなたは、ここにいる。」

歌を通じた存在証明。

この曲の非常にエモーショナルなところである。

 

 

(きゅいーんおぶぱーぷりゅ)

無駄な時間だった。分身とかいうメタ発言で一気に冷めた上に、内容も面白味に欠けていたことにがっかりした。次の曲があの曲でなければ最後まで引きずっていただろうなと思う。

 

 

 ひまわりのストーリー(ムラサキ&ファーブ)

 Le☆S☆Caカバーとは全く予想していなかった。

驚きのあまり記憶が確かではないがムラサキの伸びやかな歌声ははっきり覚えている。

 「もう一度 翔ぶ気なら 青空まで連れてってあげる」

 

 

WORLD'S END

CHECK’MATE

PUNCH'D RANKER

NI+CORAカバーを挟む形で初期セブンス曲のカバーが披露された。

個人的にはWORLD'S ENDとDAYS、PUNCH'D RANKERとTHUNDERBOLTが対になっているのではないかと思う。

 

 

TRIGGER

孤独だったとしても、絶望したとしても、挫折したとしても、それでも、引き金を引く覚悟をいつも持ち合わせている。己の”選択”を人に委ねない、いつでも己が”選択”する、覚悟。

QOPの決意表明であり、「で、お前らは?」と逆にこちらにも問いかけてくる。

 

 

 

 

メンバーそれぞれによるライブの感想や今後に向けての話を経て終演。

 

 

 

P.S.

今回のグッズはトートバックを筆頭に、普段使いできそうデザインであるところがポイント高い。(ショットグラスは割りそうだったので未購入)

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ナナシスに限らず、”分かる人には分かる”デザインのグッズもっと増えないかなぁと。オタバレしたくはないけどグッズ身に着けたい、ありません?こういう気持ち。

 

あと、驚きだったのは、連番の友人が「ここ本当に豊洲PITだよな?」と疑いたくなるほどアイドルコンテンツの現場ではなかなかお目にかかれない雰囲気の方が多かった点。個人的にはそれ以上に、開場時の手めくり式が一番衝撃的だった。

 

最後にQoPに学ぶ英語のコーナー(仮)を。

Majestyは「威厳」という意味に加えて、「陛下」という意味もあるんだな、これが。

※ Her Majesty the Queen(女王陛下)

 

 

 

5thライブは訳あって不参加なので、支配人のみなさんによるレポに期待。

 

 

ではでは